ゾイドジェネシス第28話『伝説』

今週のあらすじ:バイオヴォルケーノの調整中のザイリンに代わり、フェルミとソウタはラカン討伐の命を受ける。一方、ルージ、ミィ、ロンの3人は「神々の怒り」の神話にその名を残す「箱舟」への信仰が根強いヨーク村に到着していた。天空祭の最中、村の代表とロンに導かれ、ヨーク村に隠された先史文明の遺産の数々を目にし驚愕するルージとミィ。ちょうどその時、ザイリンはヨーク村から程近い山岳地帯でヴォルケーノの実戦テストを開始していた…。
…や、私は基本的によほどの事が無い限り文句を言うつもりは無かったんだけど…流石に今回の作画には少々違和感が。ヴォルケーノの制御に必死なザイリンとか、ミニのチャイナドレス風の衣装を着せられて照れるミィとか、キャラの表情は割と良い感じに描けてたとは思うけど、まるでゴム人形がフニャフニャと踊ってるかのような珍妙な動きは何だったんだろう。とくに実戦テスト開始前のシーン、ザイリンがフラフラしてるのは演出だとしても、後ろから声をかけてる一般兵までフラフラしてるのは一体何の冗談ですかとか何とか。んで、とりあえずそれを「小さな事だ」(byブレード)って感じでスルーしても、話も割と微妙なんだよなぁ。つーか、何でヨーク村の裏手にザイリンが居るんですか?アンタAパートじゃディグ(ディガルドの首都)に居たじゃん?とか何とか。
それはともかく、その辺のツッコミ所を全部無視して今回の見所を探すと…やっぱり天空祭の出し物と神話のイメージ画像の中で描かれたギルベイダー(ギルドラゴンでなく)と、ムラサメライガーバイオヴォルケーノのファーストコンタクトか。特にヴォルケーノは、初登場補正がかかってるとは言え圧倒的さ加減が割と良い感じに描けてるんじゃないかなと。
んで、次回は…ラ・カン、コトナペアの話か。つーか、そろそろバイオプテラレインボージャークのマトモな空中戦を見せてくださいお願いします、って感じで期待しつつ待つ方向で。
…それはそうと今回、冒頭のフェルミ絶対領域のアップとか、ミィの売り子衣装とか、ラストの(おそらく)裸に包帯+毛布とか、やたらと特定の客層を意識したかのようなカットが多かったのは何事だろう。グッジョブ。あとはこれでEDが「ありのままでlovin’U」になれば完璧か。←えー