ゾイドジェネシス第41話『政変』

今回のあらすじ:ディガルドの首都ディグでは、ララダ三世の葬式が華々しく行われていた。ジーンはその場で自らの王位継承とディガルド武国の全権掌握を宣言する。しかし彼の即位に伴い中将への昇進を果たしたザイリンは、そんな彼に対して不信感を抱き始めるのであった。一方トラフでは、新体制が整うまではトラフへの攻撃の手が緩む事を見越しての近隣地域の開放作戦が始まっていた。その中でルージは、先の戦闘で負傷したセイジュウロウに代わり戦闘訓練の教官を請け負い、また士気高揚のために各地の戦場に赴き…と多忙な日々を過ごしていた。皆の期待に答えるためとは言え決して無理はしていない、と強がるルージであったが、仲間達は彼に対して危ういものを感じていた。あくる日、疲れの溜まっていたルージは作戦開始時間に寝坊するという失態を晒してしまう。彼はコトナに叩き起こされながら何とか出撃するが…。
ってな感じで、今回は派手な戦闘シーンはお休みの代わりにストーリーの進展が結構あった1話って感じで。冒頭のジーンとララダの会話で微妙に伏線を張りつつ、ザイリンの疑念を描きつつ、旗印としてのルージとムラサメライガーを描きつつ、ミィのツンデレっぷりを描きつつ…って感じで。
そんな訳で、今回の戦闘シーンは特に見るべきところが無くてちとしょんぼりというか何と言うか。つーても、無理して出撃しつづけてラプター辺りの雑魚にも梃子摺ってる主人公を描く、ってのはある意味画期的な気がしたりしなかったり。この辺は流石ジェネシスだなぁとか何とか。
んで次は「密会」ですか…まあロンとフェルミの関係は大体想像が付くけど、それをどう描いてくれるのか震えて待つ方向で。