ゾイドジェネシス第48話『神の雷』

今回のあらすじ：ザイリンからの報を受け、ルージ達は機械兵工場を占領しその機械兵の正体を確認する。そしてこの事実を大陸全土に向けて放送し、ディガルド軍にジーンからの離反を促そうとするが、メカゲオルグの駆る強化型バイオトリケラの襲撃で工場を丸ごと焼き払われてしまい作戦は失敗に終わる。ちょうどその頃、ザイリンもまた事実を公にすべく動いていたが、何故か機械兵工場の通信機が作動しないと言う事態に陥ってしまう。ジーンは不測の事態に備え、あらかじめ通信機に細工を施していたのである。結局、討伐軍とソラノヒトの手を借りる事にしたザイリンは、そこでボラー、ラ･カン、そしてルージと久々の面会を果たす。その夜、ザイリンはルージにこう打ち明ける。今まで犯してきた数々の罪を償うべく、自分はジーンと刺し違えるつもりだと。しかしルージはそんな彼に対し、ムラサメとヴォルケーノが有れば誰にだって勝てるはずだ、と言って和解の意を示す。そしてザイリンは気づく。そんな事をさらりと言える少年に、かつての驕りにまみれた自分が敵うはずも無かったのだという事に。一夜明けて、いよいよボラーの演説が全大陸に向けてオンエアされる。しかしその頃、バイオティラノを搭載した地上空母が工場へと接近していたのであった…。
とまあそんな感じで、今回はルージとザイリンの和解を中心に最終決戦に向けて云々、って所だけど…ちと微妙な点が多いなぁ。例えば、「神」を連発してやたらと小物な感じのジーンとか、センスの全く無いジーン砲→神の雷のやり取りだとか、和解がテーマなはずなのに出番無しのフェルミとソウタとか、ディグとトラフと工場の距離感がサッパリ*1だとか、ラ･カンの退場も唐突過ぎだとか…そんな感じで色々と。まあ、最終決戦に向けて話を盛り上げる為に色々頑張ってるのは解るんだけどさ。
んで、今回の戦闘シーンは…コマンドウルフとメガラプトルの共同戦線とか、ソウルタイガーのドリルアタックとか、ヴォルケーノの大暴れとか、やたらと頑張っててとても良い感じかなぁと。んでソードウルフの最後の活躍は…くっ。あと気になったけど、結局アニメ版のコングの「彼」は…出番無いのかなぁ。や、今回波乗りモードになってたけど、脚は出てなくて単に坂道滑り降りてただけだったしなぁとか何とか。
まあそれはそうと、次は「決戦」ですか。多分50話だろうからあと2話だと思うけど…とりあえずは震えて待つ方向で。特にハウンドソルジャーとかカノンフォートとかヘビーライモス*2の活躍を（以下略）。←現実と戦いましょう