ゾイドジェネシス第49話『決戦』

今回のあらすじ:先の戦闘でラ・カンが行方不明になるなど、大きな損害を受けた討伐軍であったが、代わりに全ディガルド軍の6割を取り込むことに成功する。ラ・カンの代理として司令官の座に就いたルージは、何よりも先に「ディガルド討伐軍」と言う名称を「ジーン討伐軍」へと改める事にする。そう、いまやディガルドは敵ではなく、ジーンと言う世界の敵を討つべく手を取り合った同志なのだ。一方その頃、ザイリンはプロメ部長を含む多くの怪我人を連れてゼ・ルフトの街へと向かっていた。そこにはゲオルグが駐留していた時に使っていた、ソラの技術で作られた医療設備が整っていたからである。ゼ・ルフトの通信施設は旧式のものであるため、トラフに連絡を取る事は出来なかったが、ザイリンはそこで打倒ジーンの誓いを新たにするのであった。各々が決戦の時を静かに待っていたその時、バイオティラノがトラフに向けて接近中と言う報告が届く。トラフで迎え撃てば街に甚大な被害が出ると予想される為、ルージ達は全軍を以って野戦にて迎撃する事を選ぶ。レーダーに感知されないようにゾイドをスリープ状態にして遮蔽物に隠し、敵部隊を引き付けてからバンブリアンのミサイルとありったけのメタルZi弾、そしてブラストルタイガーサーミックバーストを叩き込み、しかる後にムゲンライガーがバイオティラノに肉薄しブレードでバイオ装甲に被われていない唯一の弱点である口を貫く…という作戦である。一見完璧に見えたこの作戦であったが、実は一つだけ、そしてあまりにも大きな誤算があった。バイオティラノに搭載されているレーダーはソラの技術を応用した高性能なものであり、スリープ状態のゾイドでも感知できたのである…。
ってな訳で、今回は最終決戦(前編)って所か。んで、話のほうはラ・カンが行方不明という不安を払拭するべくまたしても無理するルージとか、「ここなら誰も見てないぜ?」とか言って兄貴風が風速30m/sくらいのガラガとか、最終決戦前に体を重ねるのはお約束と言うかむしろ某パルフェ風に「映像的にはカットされてるけどちゃんとヤってるよね?」なルージとミィとか、見所満載で大満足なのですよ。って最後のはどうなんだ自分。
まあそれはそうと、戦闘シーンは…まあ今回のは粒子砲の先制攻撃→反撃で一斉射撃→バイオティラノにコンタクトするもルージ危うし、くらいまでだからこんなモンか。とりあえず次回の最終決戦(だよね?)に期待する方向で。あと、グイが出てこない理由にはちょっとご都合主義を感じないでも無いけど…コレばっかりは仕方ないかなと。つーかソラシティ陥落の時くらいの勢い出ててきたら絶対勝ち目が無いし。
んで最後になったけど…ソラの議長が言ってた「君が望めば奇跡が〜」ってのは…やっぱりアニメオリジナルのエヴォルト形態の伏線かな?つー訳で、個人的にはアサルトバスターよろしく全部装備した五刀流*1ライガーを希望の方向で。←えー

*1:ムラサメブレード、ムラサメナイフ、ムラサメディバイダー、ムラサメブレイカー、ムゲンブレードで計五つ