ゾイドジェネシスまとめ、敵キャラ編

つー訳で、今日は敵キャラについて。

ザイリン

ライバルキャラ。
ゾイド乗りとしての誇りを胸に、数々の戦場でルージと鉄火を交えた…と言うとカッコ良いけど、一時期かなりホモショタストーカー状態だったのはどうなんだろうなぁとか何とか。
とは言っても、47話で機械兵の真実を知り慟哭→ジーンとの対決、名乗り上げの流れでキャラ評価がストップ高の勢いだった気がしたりしなかったり。ってか、コレ以降はライバルよりもむしろ「もう一人の主人公」って感じだったし。萌え。←えー

ゲオルグ

ジーンの狂信者。
ジーンの言葉を絶対と信じ、それに逆らう者を徹底的に叩き潰す冷徹な軍人。ゼ・ルフトの街でディガルドの非道をルージ達に見せ付け、戦場ではバイオトリケラを駆る強敵として立ちふさがり、死してなお機械の体を得て復活するなど、圧倒的な存在感を持った敵として描かれた。
…のは良いんだけど、あのメカゲオルグの微妙なポリゴンっぷりとデザインはマジでどうだったんだろうなぁ。つーかそれはギャグでやっているのかというか、むしろお前メカ沢だろ、とか何とかそんな感じだったし。

フェルミ

もう一人のトリックスター。
ソラシティからジーンの監視の命を受けたエージェントでありながら、「面白いから」と言うだけの理由でグイの開発に手を貸し、また自らの手でソラシティを滅ぼした悪女…なんだけど、むしろいつも風呂に入ってるお色気担当ってイメージが強かったり。
ジェネレーターへの攻撃を平然と行うなど、徹底的な悪人として描かれつつも、47話ではジーンの狂気に呆れて（？）離反し、最終話では何故かソウタを救う為*1に命を落とした。この辺の心境の変化があまりに唐突だったのがかなり残念。

ソウタ

イレギュラー。
どんなゾイドにも適合する、という特殊能力を有する少年パイロット。中盤からの登場だったが、バイオトリケラを瞬殺してみせたハヤテライガーが全く手も足も出ない、というインパクトのある戦闘を演じたオイシイ役どころのキャラ。
後に記憶を失った所を保護してもらった恩を返すべく、討伐軍に加わりギルドラゴンの手綱を取る事になるけど…ちょっと展開がご都合主義的というか、脚本が雑だった気が。デッドリーコングで逃げようとする件は結構良かっただけにかなりしょんぼり。

ボラー

ザイリンの恩師。
敵ながら天晴れ、を体現するかのような紳士的な軍人。自らゾイドに乗る事は無かったが、戦場での見事な采配や占領民に対して取った態度、48話での演説など、渋い所での見せ場が多かった。
…でも、帽子を取ったらラ・カンと区別が付き難いのは言わない方向で。←えー

ジーン

ラスボス。
すべてを支配するという野心に取り憑かれ、自ら神を名乗る狂人。部下や一般市民をゲームのコマのように扱う完全な悪人として描かれてはいるんだけど…言動がいちいち小物チックだったのがかなり微妙。つーか、自分の機体の最終兵器に「神の雷」だなんてアレな名前を付けるなよアンタ、とか何とか。
とは言え、最終決戦で見せた機体性能に頼らない戦いぶりは割と本物だったり。つーかベガ以外のゾイドシリーズのラスボスって超大型ゾイドの破壊力に頼りっきりな奴ばっかりだったから割と新鮮だったと言うか。