ゾイドジェネシスまとめ、サブキャラ編

ってな訳で、今日はサブキャラについてつらつらと。

初登場が『霧の河』以前

主な名前のあるキャラを挙げると、

  • 無敵団一行
  • ダ・ジン
  • ハック
  • ティ・ゼ
  • ホー
  • ディンガ

…まあこんな所か。で、この中で一番目立ってたのが前線で戦ってた訳じゃないと言うか、むしろゾイドに乗ってたのがルージと決闘した時*1くらいのダ・ジンってのは問題ありすぎだと思うのですが如何か。
例えばディンガ、手柄を焦っていたのは多分彼女が自分よりもいいゾイドに乗ってる事にコンプレックスが有った、とかそういう事だと思うんだけど…その辺をスルーしてるモンだから、ただのやられ役その一に成り下がってるし。あと、百戦錬磨の副官って事になってるけどサーミックバースト以外に見せ場が無かったティ・ゼとか、最後まで背景キャラだったホーとか…なんつーかかなり微妙な感じなのですよ。
でも、そんな中でもハックだけは結構気に入ってたり。機体も腕もそれほど優れている訳では無く、劇中で幾度となく傷付き倒れつつも、最終決戦まで戦い抜いた一般兵士ってのは燃えるのですよ。
んで、無敵団は…どうなんだろうなぁ。力の無い正義は無力だってのはその前のゼ・ルフト編で嫌と言うほど示されてたし、ギャグキャラとして何度も登場するにはあまりに寒かったし、とか何とか。

初登場が『霧の河』以後

  • ヤクゥとドクゥ
  • リンナ
  • ダンブル
  • ガボール
  • パラとプロメ

…まあこんなモンか。この辺からはそれぞれに見せ場が有ったり物語の重要人物だったり、って感じではあるけど…やっぱり描写が微妙なのは同じなんだよなぁ。アイアンロックの封印はコトナとリンナともう一人で全部解けちゃってるし、死んだ恋人の復讐者として現れたガボールは速攻でルージを仲間と認めるし…あちこちキツキツなのがアレなのですよ。
んで特に微妙なのは…やっぱりソラノヒト関係か。プロメとパラがそれぞれディガルドと反ディガルドをコントロールする立場にあって、その部下がフェルミとロンで…ってのはともかく、そこまでしてソラシティがレッゲルを集めてた理由が示されてないからドラマに欠けるのですよ。例えば、ソラシティの機能が低下していて大量のレッゲルを供給しないと都市機能を維持できなくなっている、とかそういう設定を示しておいて、47話でルージとラ・カンに叱責されるシーンで「何もせずに大地とジェネレーターの恵みを享受できるお前らに何がわかる!」とか言い出せばもっとキャラが立ってくるのになぁとか何とかそんな感じで。や、あそこでそんな事言い出したら話の腰が折れるから仕方ないのもわかるけどさ。
それはそうと、この中で一番目立ってるのってストーリーでも戦闘でも大活躍なダンブルなんだよな…ってか中年〜高齢のキャラがやたらと熱いお子様向けアニメって一体…。

全体的なまとめ

やっぱりここでもキャラ多すぎで各々の内面描写が薄すぎ、の一言に尽きるって感じか。それも一言二言描写しておけば良いのに、って感じの奴らばっかりだったりするもんだから色々と惜しいなぁと。

とまあ、今日はこんな感じで。明日はストーリーについて語ってみようかなと。
(追記:ストーリー編

*1:この時のランスタッグの動きは神がかってたのも事実だけど