突き詰めるとこうなるのも必然か…

これは,従来型のゲームが行き詰まった壁を,ぶちぬいたというより横から迂回したという感じです。そもそもゲームって,コミュニケーションですからね。インベーダーの昔からランキングはあります。自分を他者と比較して,一喜一憂する。学校でもそうです。「おまえ,ドラクエどこまで進んだ?」というのは,ゲームをコミュニケーションツールとして使っている例です。「ポケットモンスター」は,その最たるものですね。また,格闘ゲームプレイヤーに至っては,まさに拳でコミュニケーションしているのです。
昔,テーブルトークRPGという,何人かが集まり,ルールに従ってしゃべって遊ぶゲームがありました(そういえば,今でもあります)。あれは,どんなクソゲーでも,面白いヤツとやれば面白いし,どんな良ゲーでも嫌いなヤツとやってたらつまらない。ああいうものを技術的に進化させていったのだと考えれば,分かりやすいはずです。
進化により,嫌なプレイヤーを排除する仕組み,例えば,一般に嫌われるプレイスタイルが有利にならないシステムが採用され,また,友達を誘ったら何ポイントみたいなコミュニケーションを活発にする仕組みが用意され,そんな感じでゲームは洗練されてきました。

【島国大和】究極のゲームはスパロボなのか? - 4Gamer.net

ゲームに限らず、例えばベイブレードとかミニ四駆とかのホビー玩具にしても、もっと遡ってメンコやら竹トンボやらおはじきやらにしても結局のところは「皆と遊ぶから面白い」のは今も昔も変わらないからなぁ。それをデジタルな形でより手軽に、より広範囲に…とやった結果が今のソーシャルゲーの姿っつーのはある意味当然と言うか逆に興味深いと言うかなんと言うか。
…ってのはともかく、タイトルのスパロボが話の中身とあんまりかかわってなくて全俺が吹いた。や、スパロボみたいなクロスオーバーモノこそむしろこういうソーシャルゲーにふさわしそうな気もするんで以下略では有るけどさ。