流石にこれは…

2017年、全国の弁護士会に複数の弁護士に対する約13万件の懲戒請求があった。
あるブログに扇動された組織的なものが多く、懲戒の理由には「朝鮮人学校補助金支給要求声明に賛同 」したことなどが記されていた。これは、人種差別かつ弁護士自治への挑戦だ。請求者に対し法的措置をとると宣言した佐々木亮弁護士に話を聞いた。

「時代を変える高揚感があった」 ヘイトと「日本スゴイ」で弁護士へ大量懲戒請求 | BUSINESS INSIDER JAPAN

…いや、件の声明に問題があると思うのなら手続きに則って正当な方法で反対を表明すれば良いだけなのに、なんでまたこんなことを…とか思いながらこの件についてちと調べてみたら、

「余命三年時事日記」というサイトが、発端となったようです。以前にも光市母子殺害事件で今回のような事件があったようですね。
ザックリと2つの事件を比較してみたよ。因みにどっちも、煽った人は懲戒請求はしてないよ。

弁護士に外患誘致罪で懲戒請求←これ : マイナス速報

「社会的・経済的弱者の無知と偏見に付け込んで、自分は安全な所から煽るだけ煽る」っつー古代ギリシア辺りから連綿と続く由緒正しきデマゴーグそのものなやり方で全俺が顔を覆った。まあ洋の東西を問わず、いつの時代も「自称・愛国者」なんて大体そんな感じでコロっと騙された(そして当然のように使い潰された)方々なのは言うまでもないんでアレだけど…流石にコレはちょっとなぁ…。

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