設定の話


異世界を舞台にした物語を描くときに、

  • 一日(=太陽が南中する周期)が地球時間で何時間に相当するか?
  • 一年(=季節が一巡するの日数)が地球時間で何日に相当するか?
  • 地球で言う週(聖書由来)や月(月の満ち欠け由来)に相当する暦の区切りは何か?

って設定を決める必要が有るか無いか?ってな話か。つかぶっちゃけると「それが物語の根幹に関わるかどうか」で決めれば良いだけな気もするというか、例えば「7柱の神様に倣ってあらゆるものを7の倍数で示している(例えば1年を14等分して1ヶ月とする)『うちの娘』世界」みたいな設定に必要性がない限りは読者に分かりやすい時間/日/週/月/年の表記で済ませてしまっても良い気がしたりしなかったり。というか現代ファンタジーの祖であるトールキンですら「1日は昼12時間と夜12時間、週の概念はないけど1年は約365日でそれを12等分したものを1ヶ月としている(ただしエルフ族だけは一年を季節で区分して数えている)」っつー読者にやさしい設定だったしなぁとか何とか。