なお、「Ghost of Tsushima」は随所に日本への愛が散りばめられたオープンワールド時代劇アクションゲームで、日本刀を用いた高速剣戟アクションと、対馬の美しい自然を楽しむことが可能。
いや、ツシマが時代劇ゲーム…と言うかチャンバラゲーとして面白かったのは確かだし、
一面に広がる芒原とか彼岸花畑とか大雪原とか、あとイチョウやモミジの舞い散る寺院とか温泉とか…と「日本人ってこういうのが好きなんでしょ?」と言わんばかりの光景があちこちで見られるのは確かだけど、
蒙古の拠点に行けば気軽に爽やかに生首が晒してあって、
地図上のチェックポイントにもならないような攻め落とされてしまったと思しき戦陣に行けば武士の遺体が至る所に吊るされてて、
街道沿いには火あぶりされてそのままになってる焼死体がゴロゴロ転がってるような地獄絵図がそこかしこに広がってるのも事実だからなぁ。まあスタッフの最後の良心なのか、
子供の遺体「だけ」は直接描写せずにゴザがかけられてたり血の付いた玩具とか人形とかで婉曲的に表現されてたりはするけど…正直このビジュアルを万人に勧められるかというとちょっとなぁ…ううむ。