今回のあらすじ：ディガルドの首都、ディグでは「定例の御前会議」が行われていた。しかしそれは会議とは名ばかりで、実際はディガルド首脳陣が「ソラノヒト」と呼ばれる謎の組織に精製したレッゲルを献上し、その見返りにオーバーテクノロジーの一部を受け取るというものであった。一方その頃、ルージ一行はドクゥとヤクゥの故郷であるカトーンの町に到着し、ヨーク村で聞いた物とは少々異なる方舟伝説を聞かされていた。それは方舟は「いつか天から迎えに来てくれる」のではなく、「幾度となく人々を天へと導いた後に力尽きた」というものである。その後ロンに導かれ、方舟の存在を端っから疑ってかかるミィと共に沖合の海底洞窟へ向かったルージは、そこで岩に埋もれたまま眠る超巨大ゾイド、ギルドラゴンを目にする。ロンは言う。伝説にその姿を残す方舟たるギルドラゴンも天へと上った人々も確かに実在し、またギルドラゴンは一体だけではなく他にも存在している可能性もあると。翌日、町の協力を取り付ける事に成功したルージ達は次の目的地へと出発するが、細い谷に差し掛かったところでザイリンの駆るバイオヴォルケーノの襲撃を受ける。彼は数の利を生かす事のできないこの地形を選び、ルージ達を待ち伏せしていたのだ。スピードは有るもののパワーに欠けるハヤテライガーでは決定打を与える事が出来ず、数で押すことも引くこともままならず絶体絶命のピンチを迎えたその時、ロンはある決意と共にバンブリアンのコンソールを叩いた…。
とまあそんな感じで、ロストテクノロジー関係の話3回目って所か。いやまあ、この世界の中では割と高い技術を保持しているカトーンの町全体の協力を取り付けるのに成功してるから、仲間も増えてると言えば増えてるんだけどさ。そんな訳で、ディガルドの技術力の秘密は明かされたけど…今度は「ソラノヒト」の目的が解らないような。単にレッゲルを集めるのが目的なら、ディガルドのバックに付いて間接的に集めなくても良いってか、むしろ自分達でやった方が早いだろうしなぁと。あと埋もれてたギルドラゴンは…あんな断片*1だけじゃなくて、もっと解りやすいパーツが露出してないとダメだと思うんですけど、とか何とか。ってか言われても解らんぞアレじゃ。
それはそうと、今回の戦闘はどうなんだろうってかむしろ扱い悪いなバンブリアン。今まで活躍どころか、ちゃんと動いてたのがルージと手合わせ*2、包囲網突破に一斉射撃*3、量産メガラプトルを軽くあしらう*4、くらいしか無くて、今回初めてセイリュウサーベルとジャイアントホイール使って戦ってたのに…って感じで。
（追記：一日経ったしネタバレ書いても良いだろうってことで一つ。バンブリアンの特攻シーン、よく見ると実はコックピットハッチが開いてたり。んで、自爆した後ハヤテのフェアリングにしがみついてたロンがコントローラーってか無線機？っぽい物を持ってたところを見ると、ヴォルケーノに飛び掛る前には既に脱出してて、雰囲気出すためだけ*5 に遺言っぽい事を言ってたんじゃないかなと。流石はロン先生、やる事が一味も双味（←一発変換）も違うぜ。）
んで、次回はようやくムゲンライガーの登場かな？ともかく、期待しつつ待つ方向で。そう言えばちょっとだけバイオティラノ出てたけど…この分じゃ全然活躍する暇なさそうな気が。
…それはそうとロン先生、ギルドラゴン→ドラゴン→燃えよドラゴン→怪鳥音、ってアレなネタはメインターゲットのお子様を恐ろしい勢いで置いてけぼりだと思うんですけど…うーん。
