話題になった例のシーンの杏の頭の中で行われたであろう計算式を書いてみました。
（【双葉杏】「アニデレ9話の杏について考えてみた」/「水龍敬」のイラスト [pixiv]より）
計算自体はv2＝2ghを解けば良いから電卓有れば数秒で終わるけど、それを小数点3桁まで暗算で済ませられる杏の天才性（と言うか異常さ）を描きたかったってのは解るんだけど、このシーンで出てる問題文をよく見ると…
スカイツリーのてっぺんからリンゴを落とすと、落下直前の速度はいくらになりますか？
スカイツリーは634メートル、重力加速度は9.8とします。
って書いてあるんだよなぁ。つかこれじゃ、
- 落下「直前」の速度が問われている＝正解は0km/h（リンゴを落とす前なので当然リンゴは動いていない）
- 空気抵抗を無視する旨が書かれていない＝実際は数百メートルの高さなら終端速度の100〜150km/hくらいで地面に激突するはず
- ちゃんと計算させるつもりなら一番重要な重力加速度の単位が抜けてる（まあ常識的にはm/s2だけど）
って感じでツッコミどころ多いのがゴニョゴニョ。いやまあ、そもそもクイズ番組じゃなくてバラエティ番組の収録シーンで、ついでに誰も解けないのを期待してる問題だから細かいことは言いっこなしなのかもしれんけどさ。
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