ゾイドジェネシス第31話『残された者』

今回のあらすじ:旅の途中、ルージ達は既に廃墟と化した街で自分達の手配書を見つける。手配書が出回っていることに不安を覚えるルージだが、ロンは「誰も真面目に見てなんか無いさ」と楽観的で、ミィに至ってはルージだけ美形に描かれ、また賞金額がラ・カンと同額な事に文句を言い出す始末。結局そのままその場を後にする一行であったが、その一部始終を物陰から見ていた人影には誰も気付く事は無かった。あくる日ファウベルの街に着いたルージは、ヨーヨーの如き暗器を手にした女、ガボールの襲撃を受ける。ミィの助けもあり何とか事無きを得たルージであったが、身に覚えのない恨み言が気になりその女性を助ける事に。グスタフの中で目を覚ましたガボールに身の潔白を訴えるルージであったが、彼女は頑なにそれを受け入れようとしない。結局、ロンの提案で決闘を通じて疑いを晴らすことになったが、ちょうどその頃ディガルドもルージ達を殲滅すべく動き始めていたのだった…。
という訳で、追加の仲間キャラ2人目って感じか。…でもこのガボール、見た目がToHeart2の花梨と種のカガリを足して2で割っ(以下略)。それはそうと、今回は話の展開がちと微妙な気が。例えルージを信用に足る人物だと認めたとしても、せめてラストのは…
「今はお前の言葉を信じて共に戦うことにしよう。だが、もしお前が今後仲間を見殺しにするような事があれば、その時は私がお前を討つ」
とか、そのくらいドスの効いた台詞にした方が良いんじゃないかなぁとか何とかそんな感じで。いやまあ、シナリオの問題点はそれだけじゃなかったけどさ。
それはそうと、何故にこの世界のブラストルタイガーサーミックバーストを使わないんだろう。ティ・ゼの時は「この状況で『アレ』は使えない」って言ってたけど、今回は乱戦になってた訳じゃないから遠慮なくぶっ放しても良かったんじゃないかなと。まあ、流石にンな事されたらルージが死ぬからシナリオ上の都合で撃たなかっただけってのは解ってるけど、それならせめてメガラプトルに使えばよかったんじゃないかなぁとか何とかそんな感じで。
とまあそんな感じで、割とあちこち微妙な1話では有った気がするけど…ブラストルタイガームラサメライガーが決闘するのが心配か?と聞かれて思わず頬を染めつつ口篭もるミィ様のデレっぷりが見れたんで良し、の方向で。って、前も似たような事言ってなかったか自分。
追記:よく考えたらバンブリアンが割とまともに活躍してたのも見所だった気が。や、いくら量産型でしかもパイロットが小物チックな奴だったとは言え、メガラプトルを完全に手玉に取ってたし。