ゾイドジェネシス第35話『奇襲』

今回のあらすじ：フェルミは風呂に浸かりながら、先の戦闘で死亡したソウタの事を思っていた。曰く「面白い玩具だったのに」と。そんな折、突然基地があわただしくなる。風呂を邪魔されたことに機嫌を損ねた彼女はボラー少将を問い詰めるが、彼が言うには最近ズーリの街に商人が多く出入りし、また大掛かりな軍事演習が行われているため対抗して軍を動かしているのだとの事。フェルミもまたバイオプテラで空からの偵察に駆り出される事になったのだが、それはルージの考えた陽動作戦であった。あからさまな軍事行動を起こす事でズーリの街にディガルドの目を引き付け、その間にリーオの武器を持った7機のゾイドで首都ディグに攻撃をかける…討伐隊への参戦を躊躇う各地の戦力に対するアピール作戦である。この作戦にはレインボージャークの空輸能力が必要不可欠であるため、まずは敵の航空戦力であるバイオプテラをおびき出す必要が有ったのだ。かくして奇襲は成功し、ルージ、ガラガ、セイジュウロウは新型バイオゾイド、バイオラプターグイの工場を制圧する。新型、それも量産型の航空戦力の配備を阻止すべく工場ごと全てを破壊しようとしたその矢先、ジーンの操るバイオティラノが3人の前に立ちふさがる。ムラサメライガーのブレードも、デッドリーコングのパワーも、ソウルタイガーのスピードも通用しない最強のバイオゾイドに対し、ルージはムゲンライガーで応戦する！
…って感じで、前回のお返しとばかりにこっちから攻め入る話か。まあそれは良いんだけど…弱冠13歳のルージが主導して首都攻撃を行うってのは割とどうなんだろうと思ったり。つーかラ・カンやらダ・ジンやら、元キダ藩の方々の作戦立案能力ってのは素人以下ですかそうですか。
まあそういう話の粗探しは置いておいて、今回は主人公側の攻撃フェイズって感じで戦闘シーンもかなり派手で良い感じかなと。割と本気モードのバンブリアンとか、ようやく登場したバイオティラノの圧倒的さ加減とか、ブラストルタイガーのサーミックバーストとか。まあ、演出的にはちと微妙な感じもするけど…ティラノはバイオ粒子砲使ってないし、サーミックバーストは思ってたよりも見た目が地味ってかディバイソンのメガロマックス以下だし、ハヤテは早速要らない子扱いだし。
それはそうと、フェルミ大佐のエロスっぷりはどういうことなんだろう。つーかこの人毎回無駄に風呂入ってる気がするし、今回はバスタオル一枚で会議室まで行ってるし。性欲を持て余す。あとエロ担当と言えばガボール（参考：Tony氏のサイトのトップ絵ってかしましまぱんつ）だけど…今回はどうしたんだろう。同じブラストルのティ・ゼにはサーミックバーストがあって、ダンブル、ホー、ハックあたりの脇役には一応台詞もあったってのに、ガボールだけ画面に映ってすらないのは嫌がらせか何かですか。しょんぼりしょぼーん。