GOSICK4巻

ってな訳で今日は(既刊分の)折り返し地点通過な感じで4巻なのですよ。や、2巻が妙に厚くて5巻と6巻が恐ろしく薄いから分量的には半分よりかなり行ってる気がするけどさ。
まあそれはそうと、今回の話は時計塔で起きた殺人事件と、時を同じくして発見された錬金術師の挑戦状の謎…を放置しつつ一弥、ヴィクトリカ、アブリルの三角関係が大勃発して君は誰とキスをする?なトライアングラー状態に!と思いきやそっちはかなり微妙で俺、しょんぼり。や、割と爆弾発言な「取らないで」とか一人で勝手に妄想を暴走させるセシル先生とか、ラブコメ的な進展がない訳じゃないんだろうけど…どっちかと言うと初対面の時にふざけて妖怪呼ばわりしたら報復に机をブン投げられて即昏倒、それから意地悪フリルだの屁こきいもり*1だの罵り合い宇宙しながらも何だかんだで仲良くなってる*2ヴィクトリカとアブリルが微笑ましくて以下略と言うか。なお、一弥の人としてどうかとレベルのニブチンっぷりに殺意を抱いたのは言うまでもない。くそう、代われ貴様。
んで、キャラの方はとりあえずそんな感じで、肝心の話の方はと言うと…こっちも微妙だな。つーかリヴァイアサンの正体とか殺人事件の謎よりも、むしろエピローグで語られるこの国に潜む闇の一端の方が本編ですって感じだったし。つーか3巻でワンクッション置いたとは言え、これから明るい未来が待ってる気配が全然しない2人の明日はどっちだ。待て次巻!←もう持ってます

*1:ちなみにこの後、反省しないヴィクトリカに怒った一弥は「屁こきヴィクトリカ」呼ばわり、アブリルは自分が一弥の「一番の友達」じゃないことに腹を立てて「屁っこき一弥」呼ばわりの大惨事になってたり

*2:一弥に叱られて泣いてた事とか、意地悪じゃなくて人見知りだって事に気が付いてあげられるアブリルは何気に良い娘だと思う