ゾイドジェネシス第43話『鍵』

今回のあらすじ:ジーンによる新体制の整ったディガルド軍は、討伐軍に対する大掛かりな反撃作戦を展開していた。ロンはこの作戦に対抗すべく、上司のパラに掛け合いリーオ製の砲弾を入手する事に成功するが、その数はとても十分な量とは言えないものであった。表立ってディガルドと対立する事は避けたいソラシティとしては、討伐軍に物資を供給する事に消極的なのである。交渉の結果、「欲しければ取りに来い」と言う返答を得る事が出来たが、レインボージャークではとてもソラシティまで辿り付けず、また弾薬を抱えて帰還することも出来ない。万策尽きたかに思えたその時、ロンはある作戦を提案する。その作戦とはなんと、ギルドラゴンの発掘による輸送ルート確保と言うとんでもないものであった…。
ってな訳で、ようやく金ぴかギル様復活の話が出てきたって感じか。…でも、ギルドラゴンを手に入れたらむしろリーオの砲弾なんて必要ないんじゃ…とか何とか。旧バトルストーリー*1基準で言うと、ギルドラゴンってドッグファイトから高高度爆撃までこなすインフレ機体で、同じくインフレ機体なオルディオス*2でも持ってこないとどうしようもないアレな奴だった訳で。
まあその辺は置いておいて、話の方は…やっぱりアイアンロックの「滅びの龍」がギルドラゴンだった訳か。んで、ギル様復活の為にコトナの協力が必要だけど、本人はあんまり乗り気じゃなくて、ってのは割と王道では有るけど…この展開だけ見るとまるでコトナがヒロインみたいだなぁ。いやまあ、個人的にはむしろ「俺はそれを望んでいる」(By仮面ライダーナイト)って感じですが。
でも、「実は気付いてました」って言わんばかりのラ・カンは…どうなんだろう。いやまあ、霧の河での戦いの後*3ロンにルージの事を頼むシーンが有ったから、何か裏がある事を知ってはいたんだろうけど…突然「ソラは何と言っている?」とか言い出されてもどうすればいいんだって感じで。せめてそこは「お前らの上司は〜」くらいにすべきだったんじゃないかなぁと。
そんな訳で今回はストーリーメインだから、戦闘シーンは冒頭の襲撃場面だけでちとしょんぼり。…ってか、拠点防衛でブラストルタイガーが居るのなら先制攻撃風味にサーミックバースト使えとあれほど…あれほどッ!とは言っても、次はアイアンロックでの総力戦になるみたいだからそっちに期待の方向で。

*1:当時はギルベイダーだけど

*2:こっちはドッグファイト特化タイプのペガサス型ゾイド

*3:27話